乾燥による咳や喉の痛みに効果抜群の「花梨のハチミツ漬け」
今年の冬は寒くなるのが早いせいか、早くもマスク姿や咳をしている人を見かけます。
咳で思いつくのは「のど飴」その中に「カリンのど飴」と言うのを目にした人も多いはず。
咳・痰・喘息に効果がある「カリン(花梨)」
このカリン(花梨)は、和木瓜とも言われる生薬で中医学的にも「鎮咳(咳を鎮める)」「生津(津液を生み出す)」と言われ、咳・痰・喘息に効果がある果実です。
※津液…体内の血液・体液などの水分
この花梨をハチミツに漬けたエキスをお湯で割って飲用すると、乾燥による咳など楽になります。
(但し、1歳未満のお子さんはハチミツに含まれるボツリヌス菌への抵抗力がないので服用しないで下さいね)
花梨のハチミツ漬けの作り方
- 花梨をたわし等でこすり洗いし皮を付けたまま3-5mmにスライス(とても固い果実なので手を切らないように注意!)
種も薬効が有るので入れた方が良いとも言われるが苦みが多少出る。 - 煮沸消毒した瓶にしたスライスした花梨をすき間なく詰める
- その瓶の口までにハチミツを注ぎいれる
- 漬けて1週間くらいはハチミツが下に溜まるので瓶をフリフリすると良い
- 1-2か月して花梨のエキスが抽出され縮んだら飲み頃。
- 口を開けたらカビ易いので冷蔵庫保存をおススメ
(カビが気になる人はスライスした後、干したものを漬け込む方法も有るがエキスが余り出ない様です)
そろそろ花梨の旬も終了してしまいますが、
お店などで見かけた時は晩秋から冬の喉対策として作っておくと良いですよ。
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