秋にオススメ!通便&養血作用のある「ひよこ豆カレー」
朝晩涼しくなり日が暮れるのが早くなってきました。
一日ごとに秋の訪れを感じますが今年は台風の当たり年?
そんな当たりは欲しくないですね。それにまだまだ蒸し暑いです。
身体に湿が溜まり重だるさを感じてる方も多いかもしれません。こういうときだからこそ、季節にあった食事で、身体の不調を軽減していきましょう。
毎月、食医膳講座では講座の前に「まかない(軽食)」を召し上がって頂いています。教科書で学ぶだけではなく、その季節の気候に即した食事を摂る事で身体の変化を直に感じる勉強となっています。
ひよこ豆カレー
そんな9月のまかないは「ひよこ豆のカレー」です。とても簡単に作れて生徒さんからも好評な一品です。
ひよこ豆カレーの作り方
- ひよこ豆を半日浸水し、圧力鍋で30分茹でる。時間が来るまで自然脱圧
- 人参・玉ねぎ・香菜の根(苦手な人は入れなくてもOK)をみじん切りにする
- ①をココナッツオイルで炒める
- ③にカレーパウダーと塩を入れ香りが上がるまで炒める(塩は少し塩辛い程度に味付けておく)
- 香りが立ったら①のひよこ豆を茹で汁ごと注ぐ(好みでキノコ数種を加えると味に深みが出ます)。スープが足りなければお湯を加えて調整し味を調える
- そのまま20分ほど中火で煮込み出来上がり
※カレールーを使わずカレーのスパイスミックスを使っているのでひよこ豆は柔らかめに茹でて少し崩れる程度の方がとろみがつき美味しいです。
カレーにオススメのスパイスミックス
おススメのカレーのスパイスミックスは、「Chavi’s Spice Powder」と「日本風カレー」です。
両方ともスパイスの「アナン」のものですが、「Chavi’s Spice Powder」はスパイスのみなのでサラッとしています。
「日本風カレー」の方は小麦粉・食物油脂が入っているのでカレールーを使い慣れた人にも違和感がないと思います。
ひよこ豆カレーの薬膳効能
ひよこ豆は「通便作用・養血作用」があり「脾・大腸」に働きかけます。
香菜は「デトックス作用・降気作用」があり「肺・脾」に働きかけます。
マクロビオティックでは、「根」に利水効果が有ると言われているので是非「根っこ」も加えてみて下さい。
まだ秋本番になりませんが、季節の養生を意識しながら季節の変わり目で体調を崩さない様に乗り越えていきましょう。
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