梅シロップや梅干しを仕込む梅遊び 【2017】


青梅から黄熟梅までの梅暦

季節の巡りの中で梅と共に過ごす覚書です。

青梅から始まる梅だより「梅シロップ作り」

毎年恒例になっていますのに季節が巡ってこないと忘れがちな梅だより
今年も梅農家さんから「今年の梅の生育は~」とお便りを頂き思い出す始末。

スタートは5月の後半から!
青梅の爽やかな香りが嬉しい「梅シロップ作り」
この「梅シロップ」は、暑い夏のお愉しみドリンク以外に調味料として使用します。

ワークショップ(以下WS..数時間完結のイベントです)では青梅の産毛を磨く作業に戸惑った方も多くいらっしゃいましたが、
この手仕事がすっきりした口触りのシロップになるので欠かせないひと手間なんです。

1週間~10日で梅とシロップを分け瓶に保存します。
梅はカリカリ感が残っているので、これだけカリカリと頂いたり梅シロップを凍らせてシャーベットにする時に一緒に凍らせたりします。
シロップも梅も冷蔵庫保存しないと発酵が進みアルコール臭が出ますから注意して下さいね。

黄熟梅の便りで始まる「梅干し作り」

6月になりますと、毎年楽しみにして下さっている生徒さんからも「梅干しのイベントは?」と連絡が入ります。
農家さんと数日おきに「そろそろどうでしょう?」「もう少し待ってください!」「今年の梅は?」と連絡を取り合い一日千秋の思いで梅の到着を待ちます。

昨年、申年の梅は出来が悪く生産量も少なかったので、
「申梅」は希少で大切にされるのでは?と思いたくなる程でした。

そんな事も有り、期待が掛かった今年の梅はとてもきれいで丸々とした子が届きました。

少し青みがかっていますが、1-2日置くと何とも言えない完熟香が家中に広がります。

こちらも青梅の時と同様にせっせと磨きます。
青梅より完熟しているので優しく優しくがポイント

そして重石を掛けて夏の土用まで休んでもらいます。
途中で梅酢の上りを確認しましょう。

そして夏の土用(2017年は7月19日~8月6日)の18日間の内、3日間干して梅干しの完成!

今年の梅は干しても丸々としていました。


出来上がった梅は甕で熟成します。

梅についての過去の記事(クリックするとその記事に行きます)

梅仕事~梅干し作りの注意点

 

梅酒や薬酒に使う糖分を意識してますか?

 

夏こそオススメの梅の働き

夏の土用が明けた8月7日は新暦では立秋
初夏から夏の梅遊び
暦の上では秋到来とは言えまだまだ暑い日が続きます。

梅干しは古来より「腹下し・暑気あたり」などに良いとされ、
中医学的にも「口渇(のどの渇き)・渋腸(消化促進)・生津(水分調整)」などの役割があります。

とは言え、塩分も高いので塩分調整されている方は、
薄い塩水で塩抜きをするなどして上手にご活用くださいね。

紫蘇を入れたしそ漬け梅干しの紫蘇の扱いは次回お話しさせていただきます。

今後の講座・WS情報

フードドクタージュニア講座
2017年8月20日(日)・24日(木)

食医膳®講座・秋(9-11月) 基礎クラス
2017年9月2日~(月一回クラス)

葛のお話とイタリアン葛料理の会
2017年9月9日(土)

発酵と菌の働きを学ぶ!第五期生伝統発酵醸師認定講師 育成講座(9月-2月)
2017年9月19日スタート 六か月間 月一クラス


問い合わせ
Loading Facebook Comments ...

コメントを残す