桜の季節に思い出す「母の桜鯛めし」


桜の季節だけの鯛めし

東京では満開の桜が少しずつ散り始め週末には桜吹雪や花筏に変わってしまうのでしょうか?
満開で桜の花びらが煙るような幻想的な散り際が大好きです。

今日は母の月命日で、寝たきりになる前の母と一緒に歩いた桜見を思い出していました、
それで浮かんだのが、この季節の時だけ作ってくれた鯛めし
つくづく花より団子の典型ですね。

普通の鯛めしは他の季節でも出てくるのですが、
これだけは桜が満開の時だけ登場する1年に一度のメニューでした。

介護の日々に取り紛れすっかり忘れていました。

母が生きている間に作ってあげれば良かったと少々しんみりしましたが、
「私が作った方が美味しいわ」と言われていたかもしれませんね。

桜が満開の時を選んだ母の季節感

母の鯛めしには必ずアサリのお吸い物が付きました。
冬の間はお味噌汁なのに、桜の季節を境にお吸い物に変わりました。

中医学の勉強を始めた頃
アサリは「寒性」で効能は「清熱利水」と教わりました。
「補血」など女性にはお勧めな効能を持っているのですが、
アサリは身体を冷やすので冬の間は控えるか温めるものと一緒に取ると良いのです。

それを母の料理は自然に使い分けていたことに驚きました。
同時に季節に沿った食事を食べさせて貰った事が今の私を作ってくれたのだと思います。

母が作っていた頃は、土鍋で尾頭付きの鯛をそのまま使ってましたが、
それはさすがに手抜きさせて貰いました。

分量は多少変えていますが母が作った通りのレシピです。

桜鯛めし

桜鯛めしの材料

・米    3合
・鯛切り身 2きれ
・出汁(鰹) 540cc
・桜の塩漬け

桜鯛めしの作り方

  1.  米を研ぎ30分くらい水切り
  2.  鯛を酒洗いし塩を薄くふり10分ほど置く
  3.  桜の塩漬けを水洗いし塩抜き
  4.  出汁は「白醤油」で吸い物より薄い位に味付け
  5.  鍋に米を入れ出汁をはり昆布をのせてその上に鯛をおく
  6.  周りに桜を散らす(こんなに?と言うほど多めに入れても大丈夫)
  7.  時間通りに炊き上げる

 

キッチンに桜と鯛の香りが漂い昔の記憶を呼び戻してくれました。


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